shinyaの薬膳blog

薬膳をとうして色々な病気予防、改善して健康な体作りをする為のブログです

体の体調を整えるには胃腸から‼️

 

胃腸のトラブルは万病のもと!

この季節、どうも元気が出ない、調子が良くない。その不調は胃腸が原因の可能性があります。

胃腸は消化吸収し、食べ物の栄養分を体に巡らせたりするだけでなく、免疫力と深い関係があり、身体全体の調子を司る大事な器官なのです。

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胃腸が原因で異なる症状

風邪やニキビ、肩こりなども胃腸が原因であったりします。

 

原因によって異なる3つの胃腸症状

【1】ストレスや食生活の乱れにより、胃腸症状が起こる場合

•  胃のあたりの張り感

•  肌荒れ

•  肩凝り

•  イライラ

•  抑うつ気分

•  食欲の異常

•  普段よりも甘味を欲する

【2】加齢に伴う変化により胃腸症状が起こる場合

•  若い頃よりも食べられなくなった

•  油料理が以前より食べられなくなった

•  あっさりした料理を好むようになった

【3】生まれつき胃腸が弱い体質の場合

•  胃もたれしやすい

•  疲れやすい

•  風邪を引きやすい

•  冷え性

•  便秘や下痢をしやすい

 

3つの異なる症状から分かるように胃腸が弱ると様々な症状が出てきたりします

胃腸機能が弱ると、栄養が全身を巡らなくなるので、冷え性や肌荒れなど胃腸に結びつかない症状が出てきたりします。

胃腸が整うと慢性的な「なんとなくの不調」も改善されます。

 

〈h2〉胃腸を整える

毎日食べているものが、体を作っています

体の状態と向き合って、そのときに適した食材を選ぶ必要があり、悪い影響を与えるものは控えた方がいいです。そうすることで、体の、さまざまなホルモンや神経伝達物質などミクロな物質が作用してバランスが保たれています。

きちんと栄養を吸収出来る胃腸作りが大切です

胃腸を元気にして強くしていきましょう!

 

胃腸に良い食材

【1】胃腸に負荷をかけずに体の基本を作るアミノ酸スコアが満点の優秀食品の『たまご』

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たまごは食物繊維とビタミンC意外のすべての栄養素を含んでいます。黄身に含まれるリコンは、コレステロール中性脂肪の量を適正に保ったり脳を活性化して集中力を高めたりする働きがあります。

 

【2】天然の胃腸薬と称される『キャベツ』

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キャベツは胃の粘膜の再生や胃潰瘍の治療に効果があるビタミンUやビタミンKを豊富に含んでおり、ビタミンCの含有量も淡色野菜の中ではトップクラスの優秀な野菜なのです。

キャベツから発見されたビタミンUは別名キャベジンとも呼ばれており、胃腸薬としても知られています。胃腸だけでなく、糖尿病、便秘、吹き出物など疾患にも薬効があるとされています。

 

【3】健康に効果のある成分が豊富な『納豆』

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納豆に含まれる、納豆菌は腸内環境を整えるとともに腸内の老廃物を排出する役割があり、便通がよくり、さらに大豆に含まれるたんぱく質は新たな細胞を作る原料となるため、掃除から栄養補給まですべてまかなってくれる最強食品です。

 

【4】腸内の善玉菌を増やしてくれる『ヨーグルト』

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乳酸菌は腸内の善玉菌を増やし、腸のぜんどう運動を活発化させて便通をよくするといった胃腸力を高める効果があり、胃を刺激する成分が含まれていないため、負担をかけずに腸内環境を整えることができます。

 

こういった食材が他にもまだ沢山あります。こんな食材を取り入れて胃腸を整える事で、起こりうる病気や不調を未然に防ぎ楽しい生活を送っていきたいですね!

食材の詳しい効能は近いうちに発信します!

薬膳を知るポイント 2

五臓六腑

 

五臓六腑にしみいる、と聞いたりもすると思いますが、五臓六腑とは何か?てことですよね

 

五臓とは『肝、心、脾、肺、腎』の事で、六腑は『胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦(さんしょう)の事です。

 

五臓と六腑は表と裏の関係で、五臓は栄養を貯蔵して使い、六腑は口から入ったものを仕分けし、栄養を五臓にはに送って、不要なものは体外に排出する働きをします

 

五臓の『肝』とは?

『肝』とは肝臓であり、人の体重の50分の1を占める大きさで、最も大きな臓器であり、『気血』を巡らせ促します。

肝臓の働きは、3つの機能があります

【1】『代謝

【2】『解毒作用』

【3】目が『胆汁の生成・分泌』

 

代謝】について

人間は食べものの栄養素を、そのまま使うことができないので、胃や腸で分解、吸収された栄養素を利用しやすい物質にして貯蔵し、必要に応じて、それらを分解して、血液を巡り全身の器官や臓器に送り出されます

アルコールの飲み過ぎや、肥満になると、肝臓に脂肪が多く蓄積し肝臓機能の低下の原因になる可能性が出てくるので気を付けたいですね!

 

【解毒作用】について

アルコールや薬剤など、代謝の際に生じた体に有害な物質を、毒性の低い物質に変え、尿や胆汁中に排泄するという解毒作用を持っています。

必要以上にアルコールや薬物を摂取すると肝臓の解毒作用が追い付かず、肝臓に大きな負担をかけてしまい、体が疲れやすくなったり、食事が美味しくなくなったりします。

 

【3】『胆汁の生成・分泌』について

胆汁は肝臓の中で常に分泌されていて、主に脂肪の乳化やタンパク質を分解しやすくする働きがあり、このはたらきによって脂肪は腸から吸収しやすくなり、コレステロールは体外に排出するために必要な物質です。

胆汁の流れが悪くなると、白目や皮膚が黄色くなる黄疸(おうだん)と呼ばれる症状があらわれます。
 

 

五臓の『心』とは

『心』とは心臓の事で全身に血を循環させるポンプです。あと感情や意識を司るので「心」の弱りで動悸や不眠、物忘れなどが起こると考えます。夏は「心」の働きが活発になりますが、行き過ぎると高血圧や心臓病のきっかけになるとされます。

心の状態は顔面および舌に表れ、心の活動の状態が最もはっきりと表面に現れるのが舌なのです。味覚や言語などの生理機能は、心の機能が基礎となっていると考えられて、心の活動の異常は、舌が赤く爛れたり、味覚が変になるなどの症状として現れる

 

五臓の『脾』とは

脾とは脾臓の事ではなく『胃腸』の事で『脾』には食物を消化吸収し、全身に送り届ける役割があります

更にからだの免疫力や体格とも密接な関係を持っています。『脾』の働きが正常でないと、からだに様々な不調をきたします

『脾』働きが悪くなると、食欲が湧かない、何となく消化が悪い、体がだるい、疲れやすいなどさまざまな症状が出てきます。

胃の弱い方は意識して消化がよいもの、温かいものを選ぶようにし、むくみなどが気になる方はトウガン、ハトムギ、小豆などの利尿作用のあるものがお薦めですが、体を冷やす涼性のものが多いのでショウガや唐辛子などの香辛料を一緒に取るとよいでしょう

 

五臓の『肺』とは

『肺』は空気に関連し「気」「水」を調節するところです。粘膜を潤して「水」を補うため肌の保湿も「肺」の役割なのです

肺は呼吸器系だけでなく皮膚、大腸とも関係が深いため、肺が弱ることで咳が出たり、肌が乾燥したり、便秘になったりといった不調をまねくと言われています

 

肺を潤す食材の特徴は「白色」とされており、大根、れんこん、牛乳と他にも色々ありますが、季節や体質、体調に合わせて食材を選んでいきたいですね!

 

五臓の『腎』とは

『腎』とは『腎臓』の事です。腎臓は、血液を濾過(ろか)して老廃物や塩分を尿として体の外へ追い出し、体に必要なものは再吸収して体内に留める働きをしています。

腎臓はエネルギーを蓄え、老化を予防し、美容に働きかけたり、成長や発育を促す、ホルモンバランスを整えるといった働きがあります

 

 

この五つの臓のことを考えて体調、体質にあわせて食材をバランス良く取り入れ、少しでも身体を健康な状態である事を心がけていきたいですね

 

薬膳を知る大切なポイント1

1)陰と陽

 

陰と陽の考え方は中国古来の哲学で、宇宙に存在するあらゆる事象を『陰』と『陽』に当てはめ、体質も『陰』と『陽』の大きく二つに分けられる。

 

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この図は、『太極図』で『陰陽太極図』といい宇宙、森羅万象のすべてが陰陽の対立する要素で成立する様子を示し、それぞれの小さな円はは、『陰の中の陽』と『陽の中の陰』を示します。「陰」と「陽」はきっぱり分断されるものではないため曲線で描かれ、相対的で常に流動していることも表しています。

 

陰陽は天体、人体、性別、季節までも、陰と陽に分類します

季節を見てみると、春の4月頃から『陽』が増えていき、夏至に最も盛んになり、そこから秋分の10月にかけて『陽』が減っていき、秋分から『陰』が増えていき、冬至に満ちるとされるサイクルです。

 

陰にあてはまる性質

性別‥女性

天体…月

人体の位置…下半身、腹側

内臓…五臓

季節…秋、冬

味…酸、苦、鹹

 

陽にあてはまる性質

性別…男性

天体…太陽

人体の位置…上半身、背中側

内臓…五腑、(六腑)

季節…春、夏

味…辛、甘

などがあり、他にも表裏(表-陽 裏-陰)

明るい(陽)暗い(陰)とあらゆる分類があります 

食物も陰のものと陽のものに分かられ、温める性質(陽)冷やす性質(陰)とも考えられています

この陰と陽がお互いに協力・抑制しあって『バランス』がとれている状態を、良い状態と考えます

 

 

2)五行説

 

五行の『五』は五つの元素のことで、『行』は動く、めぐる、という意味を表します

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5種類の元素は人間の生活に不可欠な「木・火・土・金・水」の5つの概念で考えます

これらのバランスを変化させて、人体なら全体のバランスの取れた健康体を目指すということになります。方角、色彩、味覚、臓器、感情なども五行で、それぞれの要素が影響し合うと考えるのです。

 

五行は、木・火・土・金・水の各元素が順々に次の元素を生み出していくとすると『五行相生説』と木・火・土・金・水の各元素がそれぞれ次の元素にうち克ってゆくとする『五行相剋説』とがある

 

相生

木・火・土・金・水の五氣学が、互いに順応して、木が火を生じ、火が土を生じ、土が金を生じ、金が水を生じるという無限に循環する関係があります

 

相剋

相手を打ち滅ぼしていく関係にあります

木氣は土氣に勝ち、土氣は水氣に勝ち、水氣は火氣に勝ち、火氣は金氣に勝ち、金氣は木氣に勝つ関係にあります

 

3)五性

食べものの陰陽の性質を5つの段階に分けたもの

 

薬膳の考えの一つに食材が持つ、体を温めたり冷やしたりする性質があり、これを「五性」といいます。

温める力が強いものを「熱性」、弱いものを「温性」、温めも冷やしもしないものを「平性」、体の熱を取るものを「涼性」、熱を冷ます力が強いものを「寒性」としています。それぞれの季節に合わせ、これらの性質を知った上で調理すると、体調のバランスを取りやすくなります。

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4)五味

薬膳では、体調に合った食材を「五味」のもつ機能を活かしながら取り入れて健康を目指します。味だけでなく食材の作用を示す薬膳の分類

します

 

「五味」は、「酸」「苦」「甘」「辛」「鹹(かん)」の5つから成り、それぞれ体への良い影響もあれば摂り過ぎると不調を起こすこともあるため、それぞれをバランスよく配合するとよい

五味のほかに「渋味」「淡味」という味があります。「渋味」は酸味の一種と考えられ「淡味」はほとんど味のないものとして分類されます

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薬膳とは?

薬膳とは、漢方の考えを基本にして

季節や体質に合わせて食材を選んで作る料理のことをいいます!

 

薬膳はもともと中国に『医食同源』「食養生』と言う考え方方があり

食材にも薬と同じように体を治す効果が有ると考えられていて

今でも中国では健康維持のために毎日

薬膳を取り入れています

 

薬膳の考えを取り入れて食事するためには食材の特性や味を知る必要があります

 

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薬膳の知恵を食卓に取り入れるためには?

 

 

まずは食材の性質を知ることと

自分の体質を知ることが必要です

 

例えば

バナナ

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バナナは疲れている時の栄養補給最適な果物ですよね♫

 

でも糖尿病の病気をしている人は

食後すぐ血糖値が上昇し、下がりにくいため

食べては命に関わる可能性が出てくるのです

 

このように同じ食材でも

体質によって薬にもなり毒にもなるのです。

 

食べる人の体質や体調、食材の性質、季節の特性などを踏まえて食材の組み合わせを考えていきます

組み合わせによって効果がアップしたり

強すぎる効果を抑えたりする事ができます

 

 

はじめまして

Shinyaと申します!

 

これから薬膳と言う食事で

『体調管理』『病気予防』『病気からの回復』

と元気な体で暮らしていく為の『食事』を発信します。

 

薬膳と聞けば難しく考えてしまいますが

 

毎日食べている食事を『薬膳』の考え方を取り入れて食べる事で、今までより良い生活と健康な体を作る為の食事法です

 

これから宜しくお願いします‼️