shinyaの薬膳blog

薬膳をとうして色々な病気予防、改善して健康な体作りをする為のブログです

疲労回復には、気をチャージ!

「気」はすべての基本

最近なんだか疲れやすい、

寝てもなかなか疲れがとれない。

 

病院に行くといっても

どこで診てもらえば?

 

こんなときこそ薬膳の出番です

 

疲れやすい状態は

中医学の考えでは

「気が不足した状態」=「気虚」と考えます。

 

元気、やる気、気が合うなど

気を使う言葉は沢山ありますが

 

気はすべての基本となります。

 

生命活動を維持する

エネルギー源である気が不足すると

常に倦怠感や疲労感があり

 

新陳代謝も悪くなるので

美容にも悪影響です。

 

疲労回復のためには

気をしっかり補う食材を

取り入れることが必要です。

 

オススメはイモ類です。

とくにナガイモはオススメです。

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気を養う代表的な食材で

 

「山薬」

 

の名で生薬としても使われているほど

滋養強壮に優れているのです。

 

胃腸強化の漢方薬や、

抗老化作用を目的とした

補腎薬にもよく使用されています。


非常に養生に適していて、

虚弱体質の人には

常食するとよい食材です。

 

そうでない方にも

体を丈夫にするとてもよい食材です。

 

卵も弱りきった身体を助ける

 

パワフルフード。

 

かつての中国では

 

「栄養の源」として

 

王様へのおみやげとして

使われていたそうです。

 

中医学でいう五臓

「肝」「心」「碑」「肺」「腎」

すべての臓に入ってパワーを補います。

 

鶏肉、イモ類、キノコ類、

豆類、ブロッコリー、ウナギ、

エビ、鮭、

 

なども疲れを撃退する食材です。

 

気を補う食材

鶏肉

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脾と胃の「気」を補います。

「気」が足りないと息切れ

めまい、無力感、疲れがでたり

 

脾と胃の働きが弱まると、

むくみ、食欲不振、下痢、

不正出血、皮下出血などがでます。

 


「精」と「髄」を補います。

「精」の不足は不妊症、

性機能の低下、耳鳴り、物忘れ

 

また子どもの発育の遅れ、

知力の低下がおこります。

 


胃の「気」は下へと流れますが

その気が逆行することを防ぎます。

 

気が逆行すると

げっぷ、しゃっくり、

嘔吐などの症状がでますので

それらを止めてくれます

 

台湾薬膳スープ「麻油鶏」を紹介します!

https://cookpad.com/recipe/3017984

 

ウナギ

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うなぎは、栄養学的にもすばらしいものを持っていて、薬膳的にも滋養強壮のある食材。
特に体力が不足しやすい夏に食べると効果的だと言われています。
体に元気をつけてくれるだけではなく、“血を補う”作用があります。腎臓と肝臓の働きを高める力があり、眼の疲れや耳鳴りなどの症状にも効果的です。それだけでなく薬膳の世界では、うなぎは足腰を強くしたり、手足のしびれを解消する力があるとされているのです。

ウナギの「ひつまぶし風」を紹介します。食欲がないときに食べやすい一品です。

https://cookpad.com/recipe/6381213

 

エビ

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海老には腎を丈夫にして、精力を高める効能があり、体力アップ効果があるとされています。体を温めてくれる食品なので、足腰の冷え予防にオススメです。

しかも体の免疫力を高め、ホルモンバランスを整えたり、老化を防止したりする効果も期待できます。

海老の殻にはコレステロール値や血圧を下げるというキチン質が多く含まれているので、尾っぽまで食べるといいです。抗酸化作用を持つアスタキサンチンも含まれています。

エビフライは尻尾まで食べれるのにオススメです!

https://erecipe.woman.excite.co.jp/amp/detail/5b3f09a5b608b99bf6d34cb05c95669c.html

 

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鮭の旬は9月〜11月頃。
アスタキサンチンの色素で赤く見えますが、分類は白身魚。薬膳では胃腸の元気がない時などに使用されます。

胃腸を温めて、消化機能を増進するので、胃弱、消化不良などに有効です。水分代謝をよくするはたらきもあり、むくみの解消にも効果的です。また、気を補い、血のめぐりをよくするので、風邪をひきやすい方や冷え性の方におすすめです。

「鮭のチャンチャ焼き」を紹介します!

https://cookpad.com/recipe/2753752

 

ブロッコリー

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ブロッコリーは平性なので、毎日食べても冷えたり火照ったりすることがありません。中医学的効能では、「五臓を養い調整し、関節を強く丈夫にして、気を巡らせ、動きを滑らかにする」とあります。また、虚弱体質を改善し、胃腸を元気にして、身体に元気を与える食材で、胃腸機能低下時やお年寄りにもおすすめの食材です。中医学でもガンを抑制する「制癌」という力を認めている食材でもあります。潤し、便通を良くする作用があるので、お腹が冷える、または下痢気味の場合は食べ過ぎないようにしましょう。

 

うずらの卵

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うずらの卵は、鶏卵からすると小さいですが、その効能は鶏卵を上回る「ダイナマイト級」

うずらは、中国では古来より滋養強壮、若返りに高い効能があるとされています。

気を補うとともに老化に関わりの深い臓器「腎」はじめ五臓すべてを強め、滋養強壮にに効果大。筋肉、骨を強化する効能もあり、美肌にもおすすめです。

 

ナツメ

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ナツメは、「1日3個のなつめで医者知らず」と言われています。

腸が弱って食欲がなかったり、疲れたり元気がない時におすすめです。またきれいな血を作る働きもあるため、中国では昔から女性に好まれて食べられます。気分の落ち込みや夜なかなか眠れない方にも、心を安らかにしてくれる働きがあります。作用が強い生薬と一緒に使うことで、薬力を緩和し胃腸を守る効果もあります。

そのままでは少し硬いため、ちぎってお茶にしたり、野菜やお肉と煮込んだり、柔らかく煮ておやつの代わりにも。甘みが強く少し酸味があります。

美肌効果があると言われる「薬膳なつめ茶」を紹介します。

https://cookpad.com/recipe/2955847

 

 

まとめ

気虚タイプは肺・脾・腎に加えて、心です。

呼吸と全身の気を司る肺気が虚弱になると、息切れ、ときどき咳が出る、無気力などの症状が出ます。
また、体のバリアである衛気も不足するので、汗をかきやすい、かぜをひきやすいなどの症状も現れますので、気を補い、心に負担をかけないよに食材を取り入れて毎日を過ごしましょう!