shinyaの薬膳blog

薬膳をとうして色々な病気予防、改善して健康な体作りをする為のブログです

秋は1年でもっともシワができやすい季節

「白食材」で保湿ケア

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中医学において、しっとりとした美肌づくりの要となるのが「肺」。肺は皮膚との関連が深く、肌に弾力や潤いを与えたり、その表面をガードする臓器とされてします。

 

よって、その機能が低下し、肺が乾燥すると肌も乾燥、カサついたり、シワができやすくなります。

 

大気が乾燥する秋は肺がもっとも乾燥する季節です。つまり「秋は1年でもっともシワができやすい季節」なのです。

 

肺が潤っていなければ、どんなに外からコスメでケアしても意味がありません。

みずみずしい肌のためには、肺に水分を与える食材を取り入れて「体内保湿ケア」を!

 

オススメはレンコン、山芋、ホタテ、白菜、百合根、白きくらげ、白ごま、松の実、梨、豆腐、牛乳、豆乳など見て分かるように、肌に潤いを与えるのは「白い食材」が多いのです。

こまめに取り入れてシワのない潤い美肌を目指しましょう!

 

 

肌に潤いを与える食材

  • 白きくらげ
  • 百合根
  • ホタテ
  • 山芋
  • はちみつ

 

 

 

濃厚クリーム級の保湿効果

薬膳において、美肌によい代表的食材といえば「白きくらげ」

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年齢を重ねても美肌を誇った西太后が常食したといわれていますが、たしかに「濃厚クリーム」並の保湿効果。

 

白きくらげは肌にたっぷり潤いを与え、シワをとり、老化防止によいとまさにその効果はエステなみ。

 

水で戻して茹でてサラダに入れたり、スープにも入れて使えます。

 

白きくらげとキュウリの三杯酢を紹介します!

https://cookpad.com/recipe/3463075

 

 

肺を潤し美肌の乾燥を防ぐ

肺を潤し肌を整える食材「百合根」

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ゆりねには、五臓の「肺」を潤いを与え、のどの渇きや咳、肌の乾燥などによいといわれてきました。また心をリラックスさせ、高ぶった気持ちを落ち着かせたり、良い眠りに導いてくれるそうです。熱を冷ます働きがあるため、ほてりや熱っぽいときにもお勧めです。

 

咳止めには蜂蜜を、安眠には蓮の実とあわせて

美肌には牛乳をプラスすれば効果バツグン!

ただし、百合根は少し身体を冷やすのでお粥などの温かい調理がお勧めです。

 

百合根のホイル焼きを紹介します!

https://cookpad.com/recipe/3603374

 

 

肌の乾燥を防ぎ体の水分を補う

唾液、胃液、涙などの体の水分を補う作用がある「ホタテ」

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ホタテは、疲労回復を助けるタウリンの含有量が魚介の中で№1。肝の働きをアップし、ストレス緩和効果が期待できるほか、体内の潤いを補い、胃の働きを整え、消化・吸収を助ける万能選手です。

また、缶詰めを使用する際は缶詰めの汁にも栄養素がたっぷり染み出ていますので捨てずに活用しましょう。

 

ホタテとほうれん草のグリーンパスタを紹介します!

https://cookpad.com/recipe/5324743

 

 

体に潤いを与え元気をつける

脾・肺・腎の気陰を補うスーパーフード「山芋」

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山芋は、消化力が落ちてしまい気力がなくなった方や、下痢をしやすい方に対して、胃腸を丈夫にして元気をつける力がある、と言われています。

元気をつける力のほかに【体を潤す】力も持っています。他のイモ類にも元気をつける力はありますが、潤す力を持っているのは山芋だけです。

 

山芋の和風なばサラダを紹介します!

簡単なので是非試して下さい!

https://cookpad.com/recipe/6446487

 

 

肌に潤いを与え、生まれ変わらせる

薬膳において美肌に役立つスーパー食材といえば「はちみつ

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その効能とは「潤膚生肌じゅんふせき)」

「肌を潤わさて生まれ変わらせる」というパワーがあるのです。ほかにも、脾胃の虚弱を補い、疼痛を緩和し胃・腹部の痛みにも効果があります。さらに、肺を潤し、咳を止める、肺熱の咳・喘息、肺陰虚の空咳・喘息・腸を潤し、便通を改善する。などにも効果があります。

 

飲み物やスイーツの甘みづけだけでなく、料理の味付けにもぜひ積極的に使ってみてください。コンスタントに取り入れると確実に肌のコンディションが変わります。

 

 

まとめ

肺の働きが弱ると肌にその状態が現れて、肌が乾燥してカサついたり、シワができやすくなるのです。肺が潤っていれば、肌も潤うということです。

オイルやクリームなどの保湿アイテムで対策しているという人も多いかもしれませんが、外側のケアだけでなく内側からのケアもプラスするとさらに効果的です。

季節や体質、体調に合わせて食材を選ぶことが、実は立派な薬膳なのです。