shinyaの薬膳blog

薬膳をとうして色々な病気予防、改善して健康な体作りをする為のブログです

糖質は身体に必要な栄養素

糖質とは?

糖質とは、穀類やいも類、砂糖等に多く含まれており、私たちのエネルギー源となる栄養素です。この糖質と同じ意味でよく耳にする炭水化物は、糖質と食物繊維を合わせたものを意味します。

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糖質の働き

糖質は、生きてために必要なエネルギーは「糖質」によって作られます。糖質は脳や神経系に対する唯一のエネルギー源です。不足すると集中力が落ちたり疲れやすくなったりもします。しかし、摂りすぎると「糖尿病」や「脂肪肝」などを引き起こす要因になってしまいます。また糖質は、同じエネルギー源でも脂質やたんぱく質と比べると、すばやく使えるという特長があります。

 

糖質の調整

糖質値の調整をしてくれるのが「インスリン」です。インスリン膵臓から出るホルモンで、食事によって血糖値が上がるとすぐに分泌されます。しかし、インスリンの働きが悪くなったり分泌量が少なかったりすると、血糖値が高いままになってしまい、この状況が糖尿病なのです。

 

糖質をどう摂るか?

糖質は人間が生きるうえで欠かすことのできないエネルギー源です。つまり、必須の栄養素です。糖質を「摂らない」のではなく、「摂りすぎない」ことが大事なのです。

糖質はあらゆる食材に含まれています。皆さんが主食のご飯です。ご飯は100g中糖質は36g角砂糖9個相当の糖質が含まれています

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小麦粉100g中73.3g角砂糖18個など、ほかの食材にも、バナナ、食パン、野菜などにも糖質は入っています。なので「摂りすぎない」ようにしましょう。

 

膵臓に負担をかけない

膵臓は胃の裏側にあって15㎝〜20㎝の長さの臓器です

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膵臓はイスリンと食べた物を分解する酵素を分泌します。食べた物を分解する酵素は、胃で消化された食べ物が十二指腸に入ると、十二指腸からホルモンが分泌され、その刺激によってすい臓からすい液が送りだされます。すい液は、十二指腸でさまざまな栄養を分解したり、胃液で酸性になった食べ物を中和するはたらきをしています。

消化を良くするには

消化を良くするには、胃の消化を上げ、膵臓の負担を減らします。消化を良くする事によって胃や腸の負担をかるくする事ができ、栄養などの吸収を助ける事が出来ます。

消化のいい食材

消化のいい食材はやはり胃、腸にいい食材を選んで行きます。

ほうれん草

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四気五味:甘味 涼性

帰経:胃 大腸

ほうれん草は五臓の働きを助け、血の巡りをよくし鉄分が豊富で貧血に有効なことが知られてします。腸を潤して便通をよくする働きもあります。糖質は少なく、ベータカロテンやビタミンCが豊富に含まれ、風邪や動脈硬化の予防に効果的です。根元の赤い部分には、骨の形成を助けるマンガンが多く含まれており、骨粗しょう症が気になる人にもおすすめです。

小松菜

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四気五味:甘味 平性

帰経:大腸 胃 肺

小松菜は陰を養い、腸を潤す作用があり優れた解毒効果があります。豊富な栄養素を含みますが、とくにカルシウムが多く、骨粗しょう症の予防やイライラを改善する効果もあります。食物繊維も豊富なので便通を促す働きもあります。また、ベータカロテンが抗酸化作用を発揮し、風邪予防のほかに、美容や老化防止にも効果があります。

まとめ

他の食材もキャベツ、大根、アボカドなどあります。糖尿病の病気をしている人は糖質には特に気をつけ欲しいですが、ダイエットで糖質制限されてる方は、糖質制限すると体が筋肉を分解して糖質を作りますので、食事の量を減らさずタンパク質の多い肉類などを食べ適度な運動も必要なのです。身体にいい食材を取り入れて病気になりにくい身体作りをしましょう。